ベンジャミンバトンネタバレあらすじ・感想「ラストに感動!CGの技術・・・」

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』はフィッツジェラルドの短編が
原作の2008年のアメリカ映画です。

ブラッド・ピットが主演で印象的なCMが記憶に残っていますが、
簡単なあらすじを見る限りでは、どうやら年齢とともに老人から
赤ちゃんへと逆行してしまう不思議な主人公の話。

いったいどんな映画でどんな感想持つのかとても興味がわいてくるところですが、
細かいネタバレは見ないでまずは映画を楽しむことにしました。

 

以下、映画のあらすじ、ネタバレです!

 

2005年の強力なハリケーンが接近しようとしているニューオリンズ。

老女デイジーは病院のベッドで死の間際、
娘のキャロラインにある日記帳を読み聞かせてくれるように頼む。
日記の持ち主はベンジャミン ・バトン。

 

1918年のニューオリンズ、第一次世界大戦が終わり、
街は戦勝ムードに盛り上がっていた。
老人施設を経営する黒人女性のクイニーは恋人からプロポーズを受けたところだった。

幸せな二人では外へ出かけようとして施設の前に
赤ん坊が捨てられているのに気づく。

 

捨てられた赤ん坊の老人のような醜い姿にクイニーは驚くが、
信仰心の厚い彼女はベンジャミンと名付けたその赤ん坊を神の子と信じ、
育てる決心をするのだった。

ベンジャミンは年老いた身体のままだったが、
クイニーの愛情を受け施設の老人たちにも溶け込んでいた。

足腰が弱く車椅子の生活をしていたベンジャミンは12歳の感謝祭の日、
杖一本で歩けるまでに若返った。
そして、入居者の孫娘デイジー運命的な出会いをする。

 

彼女はベンジャミンが老人の姿をしていても、
本当は同じ年頃の男の子だということを見抜き、心を通わせる。

17歳になったベンジャミンは更に少し若返った身体で、
船員として働きながらまだ見ぬ世界を知るため、旅に出ることを決意する。
旅先からもデイジーにハガキを送り続けたベンジャミンだったが、
旅の間、いろいろな出会いと別れがあった。

 

まだ青年と言える年齢で60歳ほどの老人の姿を持つ
ベンジャミンは不思議な魅力をたたえ、
ロシアの滞在先のホテルで出会った人妻と恋に落ちる。

そのことをベンジャミンはハガキに書き、それを読んだデイジーは嫉妬を覚えるのだった。
ロシアでの切ない恋に終わりを告げ、太平洋戦争の戦禍もくぐりぬけたベンジャミンは
1945年、再びニューオリンズの地へ帰還する。

 

船で旅立つ前に大人の世界をいろいろ教えてくれた紳士が訪ねてきて、
ベンジャミンの実の父親だと明かした。
彼はバトンといい、ボタン工場を経営し成功していたが、
治る見込みのない病魔に侵されていた。

ベンジャミンはデイジーとの再会も果たすが、
バレエダンサーとして成功し、華やかな世界に身をおく魅力的な女性になっていた
デイジーにベンジャミンは気後れし、お互い惹かれながらもすれ違ってしまう。

 

数年後、フランスでバレエの練習の帰りに車に跳ねられ脚を骨折し、
ダンサーとしての夢を断たれたデイジーはニューオリンズに帰ってくる。

再びデイジーに会ったベンジャミンは初めて気持ちが重なり合うのを感じた。
40代のベンジャミンはようやく外見と年齢の釣り合いがとれ、
デイジーともお似合いのカップルだった。

 

二人で甘い生活を送る中、デイジーとの間に女の子が生まれ、
キャロラインと名付けられた。
ベンジャミンは、若返りを続ける自分がキャロラインの父親としてふさわしくないと思い悩む。

デイジーが自分も含めて二人のこどもの面倒を見ることになるのを心配し、
実の父親から譲り受けたすべての財産を二人に残して姿を消してしまうところで、
ベンジャミンの日記は終わる

 

それから何年かして、青年の姿に若返ったベンジャミンが
一度だけ訪ねてきたが、デイジーはすでに別の男性と結婚し、
娘と三人で幸せに暮らしていた。

更に数十年の時がたち、年老いたデイジーの元へ一本の電話がかかってくる。

電話の主はベンジャミンが暮らした老人施設の黒人女性からで、
廃墟で見つけられた衰弱した少年が持つ日記にデイジーの名前が
書かれているということだった。

 

急いでかけつけたデイジーは、その少年がベンジャミンであることを確信する。
少年は認知機能の衰えが見られ、デイジーを見ても誰だかわからない様子だった。
デイジーはどんどん若返って行くベンジャミンを最後まで看続けた。

体が幼児へ向かうと同時に言葉を忘れ、歩き方を忘れ、
最後は赤ん坊の姿になったベンジャミンをデイジーは抱いていた。

 

彼女は病院のベッドでその時のことを回想しながら、
ベンジャミンが最期の瞬間にデイジーのことを
思い出したのだと娘のキャロラインに語る。

ハリケーンの様子を聞きにキャロラインが病室を離れたつかの間、
デイジーは病室で静かに息をひきとるのだった。

以上、映画のあらすじ、ネタバレここまで

 

ベンジャミン・バトンの感想

ベンジャミン・バトンの数奇な人生を淡々と描いた作品でしたが、
映像も美しく、見て行くうちにその世界観にぐいぐい引き込まれ、
知らない間に二時間を越える映画を見終わっていました。

感想を一言で言えば、とても感慨深い映画だ!ということです。
余韻を二日たってもひきずってます。

 

制作裏話のネタバレですが、ブラッド・ピット演じる老人の姿は、
なんとCGで作っているそうです。

話しているときの表情や口の動きをモーションキャプチャーで正確に再現し、
違和感のない映像にしています。

なかなか若くて格好いいブラピが出てこないので、
いつになったら若返るのーと思ったぐらい。
最近のCGの技術の進歩ぶりにはびっくりしてしまいますね。

 

相手役のケイト・ブランシェットもため息が出るほど美しく、
ベンジャミンとは反対にどんどん年老いて行くのですが、
その姿もまた気品がありとても魅力的でした。

なかなかこんな感想を持つような良い作品とは出会えませんよね。
そういう意味で、私にとってはドンピシャで素晴らしい映画でした。
フィッツジェラルドに原作も読んで見たくなりました。

というわけで、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、
気になった方はぜひご覧ください!

kandou joshi

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